飲食店の売上目標を細分化してみよう!

多くの飲食店が売上目標を立てて、それを達成するために日々の営業に取り組んでいるはずです。

しかし、漠然と月300万円の売上を達成するぞと思ってもイメージが湧きずらく、どのようにして取り組んでいいのかわからなくなってしまいます。

そうなるとせっかく立てた目標売上が絵に描いた餅になってしまいます。

そうならないために、売上目標を細分化してみましょう!

売上目標を細分化してみる!

月300万円の売上目標を達成するためにはどうしたらいいのか?

まずは売上目標を細分化してみましょう。

 

飲食店の売上は「客単価」×「来店客数」で決定されます。

 

客単価3,000円のお店で月300万円の売上を達成するためには、300万円÷3,000円=1,000人のお客さんにお店に来てもらう必要があります。

1,000人というとまたざっくりしていますので、これもまた細分化してみましょう。

営業日が25日だとすると、1日当たりの目標来店客数は 1,000人÷25日=40人ということになります。

 

徐々に売上目標を達成するための数値がイメージできてきたでしょうか?

 

売上目標金額をイメージしやすい数値に!

先ほどの例でいくと売上目標300万円を達成するためには、1日40人の来店客数が必要なるということがわかりました。

 

さて、ここで考えていただきたいのが1日40人の来店客数を達成することができるかどうかです。

「何とかなりそうだ」、「イメージできるな」ということであればそのままそれを目標に営業していきましょう。

しかし、残念ながらイメージわかない場合もあります。

お店の座席数、回転率などからどう考えても無理だとなると次の手を打たなければなりません。

 

営業日数を増やすというのも一つの手ですが、次に考えたいの客単価の向上です。

客単価を上げることができれば、来店客数が達成できなくても目標売上を達成することができます。

 

例えば、客単価が5,000円になれば、300万円÷5,000円÷25日で1日当たりの来店客数は24人ということになります。

いきなり客単価を2,000円も上げることは難しいでしょうが、客単価を上げれば何とかなるかもしれないというイメージを持っていただきたいのです。

「1日30人なら何とか集客できるかもしれないな」というイメージが湧けば、「もう少し客単価を上げるためにメニューを改善するか」とか「ドリンクをおすすめして客単価を上げることはできないか」などいろいろ売上目標達成に向けて対策を考えることができるのではないでしょうか。

 

このように売上目標を細分化することで、漠然としていた目標売上金額がよりイメージしやすい数値に変化していきます。

 

まとめ

飲食店を経営していくで売上目標を立てることはとても重要なことです。

ただ、漠然とした金額目標だけを掲げたとしてもなかなか達成することはできません。

1日当たりの売上、平均客単価で何人の来店客数が必要なのか、また1日何人のお客様に来ていただければ目標売上が達成できるのかなど、細分化していくことで、達成に向けたイメージが湧きやすくなります。

ぜひ、売上目標を細分化して達成に向けて取り組んでいきましょう。

 

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P.S トラキチ税理士の独り言

遅くなりましたが、阪神タイガース日本一おめでとうございます!

日本一の瞬間を現地(球場)で観ることができこの上ない幸せです。

阪神ファンにとっては最高の一年を過ごすことができました。

岡田監督はじめ選手のみんさんお疲れ様でした。感動をありがとう!

 

 

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