確定申告の時だから決算書を作成する意味について考えてみる。

おはようございます。

茨木市の税理士、三松です。

来週から確定申告の受付がスタートします。

こんな時だからこそ、決算書を作成する意味を考えてみましょう!

 

経理は年一回を改めてみる

確定申告の時期が近づいてくると、「領収書をまとめなくちゃ」とか「帳簿つけなければ」と期限に迫られて頑張られる方も多いと思います。

納税は国民の義務ですし、一年間の税金を確定させる確定申告は事業を営んでいる場合は、絶対にしなければなりません。

 

しかし、自分の事業が儲かっているかどうかの把握が一年に一回だけでいいのでしょうか?

 

もちろん経営者の肌感覚といいますか、感覚でこれぐらい儲かっているだろうというのも必要だとは思います。

でも、日々の事業で稼いだ儲けをはっきりとした数字で見ることも重要なのではないでしょうか。

 

また、年一回の経理では実際の利益が確定するのが確定申告の時期です。

これでは節税対策について何もすることができません。

思わぬ利益が出ていれば、納税額が大きくなって「そんなん払えへんー」となってしまうわけです。

 

だからこそ、経理は年一回、確定申告のためだけにやるという考え方は、改めてみませんか?

確定申告のためだけに、領収書を整理する、帳簿の入力をする。

税務署のためだけにそんなことをするのは、絶対にもったいないです。

 

会計システムを使えば経理業務は簡単にできる

毎月の利益を見たり、節税対策を行ったりと日々の経理をすることの重要性はわかった。

でも、本業の事業が忙しくてそんな経理をする時間がないから、一年まとめてになってしまってるんだという声が聞こえてきそうです。

 

でも、会計システムを使えば経理業務は簡単にできるんです!

 

まず、預金通帳のデータはネットバンキングと連動させることで自動で会計システムに取り込むことができちゃいます。

仕訳の入力が必要ないということです。

もちろん仕訳の確認作業は必要になりますが、すべての取引を入力するよりだんぜん効率が上がりますし、楽になります。

 

また、あらかじめ定型の仕訳を設定しておくことで入力が簡単になります。

入力していただく内容は、「日付」、「金額」、「摘要(取引先と簡単な内容)」ぐらいです。

このように、定型の仕訳を作成しておくことで簿記の知識がなくても経理業務ができるようになります。

 

「簿記の知識がないから経理はできないんですー」という言い訳は通じません(笑)

 

その他にも、クラウド会計ソフトを利用すれば、請求書を作成するシステムと連携させることで、売掛金や売上の仕訳の入力が省略できます。

クラウド会計ソフトは販売管理のシステムやエクセルなどとも連携することできるので、さまざまの仕訳の入力が省略できて経理の効率化が図れます。

 

「経理がめんどくさい」なんて言っている場合ではありません。むしろ簡単です!

 

決算書の作成は税務署のためから経営のために!

経理業務が簡単にできるようになれば、決算書は税務署のために作成するものではなくなります。

 

決算書は経営に活用するためのものになるということです。

 

経理をしっかりやることで毎月の業績が確認できるようになるので、業績が良ければどこがよかったのか、業績が悪ければどこを改善すればいいのかといったことが、数字でわかるようになります。

経営判断に活用できる資料が毎月できるということです。

つまり、決算書の数字を使って事業を発展させていくことができるということです。

 

またしっかり経理するということは、税務署や金融機関からの決算書の信頼性が高まるということです。

確定申告期限の間際になって慌てて作った決算書より、日々の経理をしっかりやった決算書の方が信頼できるに決まってます。

決算書の信頼性が高まると、金融機関から融資を受けやすくなりますし、税務調査だってなくなります。

 

このように経理をしっかりやって決算書を作成することには、さまざまなメリットがあります。

 

まとめ

年一回、確定申告の時だけ決算書を作成するのはもったいないです。

決算書は税務署のために作るものではありません。

経営に活用にするために作成するものです。

確定申告を行うこの時期だからこそ、もう一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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