部門別業績管理で商品別利益や得意先別利益を把握しましょう!

  • 2020年7月27日
  • 2020年7月27日
  • 会計

こんにちは。

茨木市の税理士、三松です。

今回は部門別業績管理についてのお話です。

部門別業績管理に取り組むことで、店舗別、商品別、得意先別の利益を把握することができます。
これらの利益を把握することで、どういったメリットがあるのでしょうか?

 

部門別業績管理で見たい利益を把握する!

毎月の試算表では、会社全体の利益しか見えません。

飲食店であれば、どこの店舗が儲かっているといった店舗別の利益であったり、製造業であれば、どの商品が儲かっているといった商品別の利益を確認することはできません。

このように細分化された利益をみるためにはどうすればいいのでしょうか?

 

それを解決する方法が、部門別業績管理を行うことです。

部門別業績管理を行うことで、店舗別や商品別といった細分化された単位での利益を確認することができます。

 

飲食店などの小売店が複数店舗で事業を展開している場合に店舗ごとの利益を把握することができます。

店舗ごとの利益を把握することで、業績の良い店舗、業績の悪い店舗が見えるようになります。

業績の良い店舗が取り組んでいることを、他の店舗で取り組めば、会社全体の利益の増加につながります。

逆に、赤字の店舗があれば撤退も含めて業績改善を考えることができます。

 

また、商品別や得意先別に部門を設定することもできます。

商品別に部門を設定して細分化することで、商品ごとの粗利益の把握ができるほか、現在の売れ筋商品、利益率高い商品の販売強化など、販売戦略に役立てることができます。

得意先別に部門を設定して細分化することで、得意先ごとの粗利益であったり、利益率を確認することができます。

利益率の高い得意先の営業を強化したり、粗利の低い取引先については改善を考えるなど、どこの得意先の販売を強化して、どのように伸ばしていくかといったことが考えることができ、こちらも営業戦略に役立てることができます。

 

商品別や得意先別に数字を把握することは、たいへんな作業になりますが、今後の販売戦略を立てる上で必要な数字となります。

ぜひとも、取り組んでいただきたいところです。

 

部門別業績管理は売上よりも利益を重視!

売上を伸ばすことは確かに重要です。

ただ、売上を伸ばすことだけに囚われる「売上至上主義」の考え方は、あまりよくありません。

 

会社のとって重要なのは利益です。

 

売上を伸ばすことにばかり気がいき、値引き販売をした結果、赤字になっていたという話はよくあります。

そのうような事にならないためにも、部門別業績管理で商品別や得意先別の利益をしっかり把握する必要があります。

部門別業績管理に取り組んで利益をしっかり把握することができれば、売上を増やすだけではなく、どうやったら利益が残るのか、どうやったら利益率が改善されるのかといった、利益を意識した販売戦略に考え方が変わってくるはずです。

 

主要な商品ごとの利益や得意先ごとの利益が把握できて、はじめて収支計画や収支予想ができます。

そのためにも、部門別業績管理取り組む必要があるのではないでしょうか。

 

部門別業績管理で自社の強みと課題を分析する

部門別業績管理に取り組むことで、業績の良い部門、業績の悪い部門というのが見えるようになります。

これは言い換えれば、自社の強みと課題が明確になるということです。

 

「当社はA部門の収益力が高いから利益を出せているな」とか「B部門の利益率の高さが当社の強みだ」といった発見もあれば、「A部門の売上の低さを改善しないと」、「B部門の利益率の低さを改善しないと」といった課題の発見もあります。

 

会社全体で業績を管理しているだけでは見えなかったものが、部門別業績管理を行うことで見えてくるようになります。

 

また、部門別業績管理は、業績悪化の原因追及にも役立ちます。

例えば、「A部門の販売力が落ちて売上が減少傾向にある」とか「B部門の利益率が落ちている」といった風にピンポイントで何が原因で業績が悪化しているのかというのがわかります。

業績を細分化して管理することで、業績改善に向けた素早い対応が可能となります。

 

部門別業績管理のデメリット

会社を発展させるうえで、部門別業績管理にはぜひ取り組んでいただきたいですが、部門別業績管理にもデメリットがあります。

それは、経理担当者の入力が煩雑になってしまうことです。

 

業績を細分化して見るという事は、データの入力も細かく入力することが必要になります。

部門別業績管理をするために、経理担当者の負担が増えて月次決算のスピードや正確性が損なわれては意味がありません。

部門別業績管理で得られる情報のメリットと経理業務の手間とのバランスをしっかりとって部門を設定する必要があります。

顧問税理士のフォローを受けながら、社長、経理担当者が一体となって部門を設定するようにしましょう。

 

また、飲食店などの店舗別であれば業績を把握するのは比較的簡単ですが、商品別や得意先別に業績を把握するのは正直たいへんです。

この場合、部門別業績管理で商品別や得意先別に把握するために、まずは上位5商品、上位5社くらいに絞って業績管理をはじめてみてはどうでしょうか?

できるなら10商品、10社くらいはデータとしてほしいところですが…

少しずつでも、主力商品や主要取引先の利益を把握して、販売戦略に活用し、業績アップにつなげていきましょう。

 

まとめ

部門別業績管理でできることを解説いたしました。

業績を細分化することで、商品別や得意先別の利益を把握することが可能です。

会社の発展を考えるぜひとも部門別業績管理に取り組んでいただきたいです。

三松会計事務事務所でも、部門別業績管理のサポートをさせていただいていますのでお気軽にお問い合わせください。

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