おはようございます。
大阪の税理士、三松です。
今回は「在庫管理」についてのお話です。
在庫管理が利益管理につながります!
商品の出入りを確認して、商品の販売動向や在庫を確認することはとても重要です。
在庫管理は、商品の欠品を防いだり、不要な在庫を持たないようにするために非常に重要なことです。
また、それだけではなく、商品別の利益を把握、管理するという意味もありますので、経営を行ううえで在庫管理は非常に重要だと思います。
在庫の数量や金額がわかることで、売上にかかった費用である売上原価の計算ができます。
その商品1個でどれくらいの利益がとれるのか、それが大きいか小さいかによって会社の利益が大きく変わってきますので、売上原価の把握はとても重要ということになります。
在庫管理するためには棚卸しの実地を!
在庫管理をするためには、棚卸しを実地しなければなりません。
倉庫や店舗にある商品の数を数えたり、保管状態をチェックして在庫の価値を計算しなければなりません。
商品の動きを販売システムで管理したり、商品有高帳といった記録簿を使って、帳簿上で棚卸しをすることも可能ですが、実際に数を数える実地棚卸しをしないと、紛失等により実際の数
と違っているといったことも起こりえます。
めんどくさいかもしれませんが、実地棚卸しをしっかりやりましょう。
売上原価を把握して、儲かる商品の販売に力を入れる!
売上原価を把握することによって、商品ごとの利益を把握することができます。
利益金額が大きい商品や利益率の高い商品の販売に力を入れることで、さらなる利益アップにつながる可能性があります。
また、売れている商品が、意外と利益幅が低いとか、実は赤字だったといったことも発見できるかもしれません。
在庫管理を徹底することで、経営に活用できるデータの取得につながります。
まとめ
めんどくさいかもしれませんが、棚卸しは毎月実地しましょう。
決算の時だけ棚卸しをすると、在庫の金額によって思っていた以上の利益が出て思わぬ税金を払わなければならないなんて事もあります。
もちろん逆もしかりで、儲かっていたのに一気に赤字に陥ることも考えられます。
毎月の売上原価を把握して、商品別の利益の動向をつかみ、経営の役立てていきましょう(^o^)