人材の採用など、固定費の増加は限界利益がいくら増えるかで検討しましょう!

おはようございます。

大阪の税理士、三松です。

今回は、「固定費の増加と売上・利益の関係」についてお話したいと思います。

 

固定費の増加は限界利益で賄う!

固定費とは、売上の増減に関係なく支出される費用のことです。

 

その最たるものは、やはり人件費でしょうか。

従業員さんに対するお給料は、売上が下がっても一定額を支払わなければなりません。

「売上が下がったから、給料も下げる」では、従業員さんのモチベーションも上がりませんし、何より人材は会社を動かす原動力なので、従業員さんを大切にしない企業に成長はありません。

 

さて、新たに従業員さんを雇用するときに判断となる数字は、売上でしょうか?利益でしょうか?

 

答えは利益です!

 

例えば、人件費300万円で売上が500万円増加(限界利益率40%)できるという人材がいた場合について考えてみましょう。

 

増加利益は500万円×40%=200万円(限界利益)となります。

増加する利益200万円に対して、人件費の増加額は300万円です。

人を採用することで、100万円の赤字が増えてしまいます。

 

ですので、この人材を採用するかどうかの判断の基準となる数字はいくら利益を増やせるかということになります。

 

人を採用するには、リスクにも十分注意する!

先ほどの例の場合で、引き続き考えてみたいと思います。

人件費を200万円以内に抑えれば、利益が出るので採用することがプラスになると考えて良いのでしょうか?

 

プラスになる可能性があることは高いと思います。

 

しかし、売上を上げるとういのは不確定な要素が強いです。

500万円の売上が確実に上げれるとは限りませんし、それがその後ずっと続くとも限りません。

 

それに対して、人件費は確実に支出されます。

 

利益がマイナスになる可能性もあるというリスクを認識し、人を採用しなければなりません。

 

まとめ

事業は予測通りにいかないことが多いです。

人材の採用など固定費の増加は、一度始めると恒常的に支出される費用なので、よく検討する必要があります。

余裕をもった利益が取れるかどうか、リスクに対するリターンがとれるかどうかといったことが、一つの判断基準になるのではないでしょうか。

まずは変動損益計算書を使った、数字での分析を基に判断しましょう(^^)/

 

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