おはようございます。
西野カナさんの活動休止に少しがっかりしている三松です。
「Have a nice day」の明るい曲や「 Darling」などが好きで、元気をもらっていました(笑)
活動休止は残念ですが、ゆっくり休んでまたいい歌を聞かせてほしいです。
さてさて、本題に入りたいと思います。
商売をしているうえで利益は必要であります。
では、どうして利益を上げていかなければいけないのでしょうか?
利益とは?
利益は収入から費用を引いた残りです。
もう少し言うと、売上から経費を引いた残りが利益です。
個人事業主の場合はこれがそのまま自分の取り分となります。
つまり、この残った利益から生活費などを支払う形になります。
ですので、個人事業の方が赤字になると死活問題です。
他に給料や不動産賃貸収入などの別の収入があれば大丈夫ですが、事業収入のみの方が赤字になると生活できません。
一方、会社はどうでしょうか?
会社では、経営者は役員報酬としてお給料をもらうので、それも差し引いた残りが利益となります。
「じゃあ、会社は利益がゼロか少しマイナスくらいの方が税金を払わなくて済むからいいんじゃない?」と思われ方もおられるかもしれませんが…
その考え方は違うと思います。
なぜ利益が必要なのか?
利益には税金が課税されます。
税金はなるべく少ない方がいいですし、できれば払いたくないものです。
しかし、税金を払いたくないからといって利益をあまり出したくないという考え方は私は好きではありません。
経営者として極力無駄な税金は支払いたくないという考え方は大切だと思いますし、そのお気持ちは重々わかります。
でも、税金を払いたくないからといって利益を出さないと、事業や会社の発展を阻害するのではないかと私は考えています。
個人事業主であれば、利益を上げて税金を支払った残りから生活費を捻出しなければなりません。
「趣味に使いたい」、「もっといい家に住みたい」といった、自分の欲求や夢をかなえるためには事業でもっと儲けて利益を出さなければならないですし、事業の業績が悪くなったときの蓄えも利益を出しているからこそ手元にお金が残っているのだと思います。
会社の場合も同じです。
利益を出して税金を支払った残りが会社の資金として残ります。
この残った資金は借入金の返済資金や設備投資の資金、将来、業績が傾いたときの補填資金(蓄え)だと思います。
また、利益を出し続けることで会社の財務体質が良くなり、融資を受けやすくなるというメリットもあります。
毎年、税金を払いたくないからと言って、トントンくらいの利益しか出していないと、リーマンショックのような経済不況に陥ると、たちまち倒産の危機に直面してしまいます。
そうならないためにも将来の蓄えとして、利益を出す必要があると私は考えております。
まとめ
事業や会社を発展させていくためには利益は必要です。
そのためには、経営者が「税金は会社を発展させるための必要経費」という考え方に変えていかなければなりません。
なかなかたいへんなことだと思いますし、私自身も独立1年目ですが、実際自分で税金を払うとなると払いたくないと思ってしまうかもしれません。
そこで、少しずつ考え方を変えていくためにも、毎月の数字を見ることが重要ではないのかと思います。
いきなり、決算になって「税金100万円払ってください」となると誰でも「高っ!!」てなります。
しかし、毎月の利益を見ながらこのままいけば、税金は100万円になって、手元に200万円残りますというのがわかっていれば、少しだけでも税金に対する抵抗感がやわらぐのではないでしょうか。
また経営計画を立てるのも1つの手段だと思います。
経営者が将来の設備投資に向けて資金を〇〇円残すという経営計画書を作成すれば、それに向かって毎月の利益を上げるだけです。
「この利益でこれくらの税金を払ってこれだけの資金を残す」という税金も加味した数字のゴールが明確になれば税金は気になりません。
実際に経営計画を立てることで、目標利益の達成に集中しているため、税金は一切気にしないという経営者の方もおられます。
私の考えがすべて正しいとは思いませんが、税金を払って利益を残すという考え方にシフトチェンジしていけば会社の業績も発展していくのではないかと、思っております。