税理士さんに記帳をお願いするメリット!?

  • 2019年1月25日
  • 2020年6月19日
  • 考え方

確定申告も近づいてきて、この時期だけ税理士さんにお会いするという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな中で、税理士さんに記帳をお願いする方もたくさんおられると思います。

税理士さんに記帳をお願いするメリットはなんでしょうか?

 

記帳代行のメリット

記帳代行とは、帳簿の作成を税理士に代行してもらうことです。

 

請求書や領収書をどさっと丸投げして、「帳簿の作成お願いしますー」というものです。

社長一人で経理がいない会社や、数字が嫌いとか簿記がわからないといった理由で、どうしても経理ができないという方が、記帳代行を依頼されます。

 

記帳代行を税理士さんにお願いする最大のメリットは、

 

 

経理の手間が省けます!

 

 

簿記がわからない方や数字が苦手な方にとっては、経理をすることや帳簿を作成することは苦痛でしかないということを聞いたりします。

また、経理をすることに少なからず時間は取られてしまいます。

経理をすることに時間を割くより、その分営業して、売上を上げたいと思われる経営者も多いのではないでしょうか。

税理士に記帳代行を依頼することで、苦痛でやりたくない仕事をお願いできて、自分は仕事に専念できるので、そういった思いの社長さんにとってはメリットは大きいのかもしれません。

 

記帳代行のデメリット

いいことばかりではありません。

やはり記帳代行にもデメリットはあります。

 

一番のデメリットは

 

 

会社の経営数字がなかなか見えないことです!

 

 

記帳代行の基本的な流れとして、毎月訪問して会計資料を預かって、事務所に持ち帰って会計ソフトに入力することになります。

 

そうなると例えば1月の試算表ができあがるのが、2月の末くらいや3月に入ってからということになってしまいます。

(中には月初に資料を郵送してもらって、10日までに作成するというサービスもあるので一概には言えませんが)

 

これではタイムリーな業績把握が困難になってしまいます。

 

1ヶ月遅れならまだしも、年一回だけ税理士さんに会って資料を渡すとなると決算が確定するまで、まったく業績がわからないことになります。

これは車で例えると、目隠しをして運転しているようなものです。

前が見えないので先がまったく読めないことになります。

 

また、経営数字がわからないとういこうとは、利益の把握が遅くなるため節税対策も後手後手に回ります。

決算をしてみたら、思わぬ利益が出ていて税金をたくさん支払わなければならないといったことになってしまいます。

こういったデメリットが記帳代行にはあります。

まとめ

記帳代行をお願いするにもメリット、デメリットがあります。

 

創業当初は事業を軌道に乗せることに専念するために、記帳代行のメリットを受けるのはアリだと思います。

しかし、事業がある程度軌道にのってきたら、社長自身が帳簿をつけて経営数字を把握して、感覚を磨いていくことも経営者にとっては重要だと思っています。

経営者が数字を把握することが、会社のさらなる業績発展につながる一つの手法だと考えるからです。

 

今はパソコンを使えば帳簿を作ることは簡単にできます。簿記の知識はいっさいいらないのでご安心ください。

「今、儲かっているのかもっと早く知りたいな」とか、「早めの節税対策をしたいな」といった思いが少しでもあるようでしたら、記帳代行をやめて、自社で帳簿をつけることをおすすめします。

 

もちろん、当事務所でもお手伝いさせていただきますので、お気軽にご相談ください(^_^)

 

 

 

 

 

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