こんにちは。
今日も会計帳簿のお話を少し。
前回は、会計帳簿をつけていれば毎月の業績がわかりますよというお話でした。業績がわかれば前月との比較や去年との比較ができ、何がよかったのか、それとも悪かったのかを分析することで、さるなる業績改善につなげていけますよとういことを書かせていただきました。
さて、本日はもう少し続きのお話で会計帳簿をつければ、さらにどういったことがわかるのでしょうか?
未来が見えるかも?
会計帳簿をつけていると、現状の数字がわかります。
儲かっているのか、赤字なのか。
現状の数字がわかれば、未来の数字もわかるかもしれません。
例えば、12月決算の会社が、10月で100万円の利益があったとします。去年のデータをベースに試算すれば11月、12月で50万円ずつの利益が計上されることがわかったとします。
「ということは最終利益は200万円くらいか」とあらかじめ予測することができます。
「じゃあ、税金は60万くらいか。準備しておかないと」と考えることができますし、200万円も利益が出るなら、従業員に賞与を出して少し利益を圧縮して節税を図るかといったことが考えることができます。
予測の範囲内ではありますが、未来が少し見えた気になりませんか?
前年のデータに基づいた予測ですので、本来は進行月の営業成績のデータや社長の売上見込み予想などをベースに11月、12月でどれくらいの利益が見込まれるかを試算すれば、もっと詳細な数字に近づくのではないでしょうか。
会計帳簿をつけていなければ大あわても
会計帳簿をつけていなければ、当然のことながら決算が終わらないことには利益の数字もわかりませんし、税金もわかりません。
申告月になって「税金が100万円です」となって、「そんなにも払えない」となってしまいます。
もちろん決算月を過ぎてしまっているので、決算対策なんてやりようがありません。
大慌てで、資金繰りを考えないといけません。
会計帳簿の作成は簡単です。
会計帳簿の作成が重要だということはご理解いただけたでしょうか。
でも、「帳簿の作成なんてめんどくさいよ」と考えられている方も多数いらっしゃると思います。
そんなお悩みも、最新の会計ソフトを使えば一発で解決します。
「仕訳辞書」という機能がありまして、ここにあらかじめ仕訳を登録しておけば、社長様は「日付、相手先、金額」を入力するだけで完了です。(内容によっては摘要の入力も必要です)
仕入や買掛金や借方、貸方といった簿記の知識は一切不要です。仕訳を選ぶだけでほぼ帳簿が作れます。
いかがでしょう?それぐらいならできそうな気がしてきませんか?
これをするだけで、毎月の業績が見れて、資金繰りや税金の不安から解消されて、しかも業績がよくなるかもしれないとなれば、やらなければ損だと思います。
しっかり数字をみて経営をしたいという社長様はぜひ会計帳簿の作成に取り組んでいただければと思います。
もし、やる気はあるがどうしてもわからないとうい社長様がいらっしゃいましたら、当事務所が全力でサポートいたしますので、遠慮なくお問い合わせフォームよりご質問ください。
一緒に会計で会社を強くしていきましょう!