限界利益率を上げるために全力を注ぐ!

  • 2019年11月20日
  • 2019年11月20日
  • 経営

おはようございます。

茨木市の税理士、三松です。

今回のテーマは「限界利益率」です。

 

限界利益率とは?

限界利益とは、売上から変動費(売上を上げるために直接かかった費用)を差し引いた利益のことを言います。

限界利益率とは、限界利益が売上に占める割合のことです。

 

毎月、お客様と経営数字を見るときは、この限界利益や限界利益率に着目しています。

特に限界利益率を意識してもらって、もっと限界利益率を上げる経営に取り組んでいただいています。

 

もちろん、売上が増えれば限界利益率分の限界利益は増えます。

しかし、売上ばかり意識していると、値引き販売による限界利益の低下や労働時間の増加による生産性の低下などにより、売上は増えているが利益は下がってしまうといった結果になってしまうことも考えらられます。

 

ですので、限界利益率上げてもらうことに意識を注いでもらっています。

 

限界利益率を上げるためにはどうすればいいのか?

限界利益率を上げるためには、自社の商品やサービスに付加価値を付ける必要があります。

付加価値を付けることで、売上単価をアップさせることができます。

売上単価がアップすることで、限界利益率が上がることになります。

 

また、安易な値引き販売をやめることで、限界利益率を高めることができます。

値引きをしないと売れないということは、自社の商品の価値が低いということです。

商品の価値を高めて、適正な価格で販売できるようにしなければなりません。

 

限界利益率を上げるためには、仕入単価の見直しや外注費の削減といった変動費を下げることも考える必要があります。

 

限界利益率高めるためには、いかにして付加価値の高い商品やサービスをお客様に提供できるかです。

限界利益率を意識することで、経営において常にそういう考え方を持っていただきたいと思っています。

 

まとめ

小資本の中小企業が価格競争に巻き込まれてしまうと、経営が厳しくなってしまう可能性があります。

商品やサービスの価値を高めて、付加価値で勝負する必要があるのではないでしょうか。

そのためにも、しっかり限界利益率を意識した経営をしていきましょう。

 

 

 

 

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