事業で借入金をすることは悪いことではありません!

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おはようございます。

大阪の税理士、三松です。

今回は「借入金」についてのお話です。

 

事業で借金をすることは悪いことではありません!

借金というと、「したくない」、「すぐに返したい」といったマイナスのイメージをお持ちの方も多いと思います。

 

しかし、事業においては必要な借入金もあり、なんでもかんでも「悪い」というイメージではありません。

 

例えば、事業を始める場合の創業融資なんかは、前向きな借入金だと思います。

もちろん、自己資金ですべて創業時の費用をまかなえればいいのでしょうが、そう簡単なものではありません。

創業融資を受けて創業の夢を実現させることは、前向きなことだと思います。

かく言う私も創業融資は受けております。

 

また、創業時はお金の面で不安になるものです。

創業融資を受けることで、少しはその不安を打ち消すことができます。

資金に余裕があれば、販売促進費に投資できるなど、事業を軌道にのせるための行動が積極的にとれるのではないでしょうか。

 

借入金は利益を生み出す投資資金!

借入金をすることで、利息を支払わなければならなくなります。

利息を払うということは、もちろん利益が減ります。

 

しかし、利息を払う以上に将来的に利益が増えるのであれば、決して悪いこととではありません。

 

借入金で増えたお金を使って売上が増加する、設備投資をして効率が上がるなどの効果があれば、借入金も利益を生み出す投資資金となります。

 

しっかり利益が増えて、利息が払えて元本も返済できる、そういった借入金は前向きな事業にとってプラスの借入金と考えていいのではないでしょうか!

 

赤字補填のための借入金はできる限りしない方がいい!

投資資金としての借入金とは逆に、赤字補填の借入金はできる限りしない方がいいと言えます。

 

会社が慢性的な赤字で、資金繰りが苦しくなっている場合、不足資金を追加融資で賄おうとする場合があります。

もちろん資金不足になってしまうと事業自体の継続ができなくなってしまうので、借入金を受ける必要はあると思います。

 

しかし、資金不足を借入金だけに頼っていては、融資を打ち切られしまうとたちまち事業が継続できなくなってしまいます。

借入金で資金不足を補うのとと同時に、抜本的な事業の改善をしなければなりません。

事業の赤字を解消して、キャッシュを生み出せる体質に改善できるように取り組んでいきましょう!

 

まとめ

事業をするうえで借入金をすることは悪いことばかりではありません。

利益を生み出せる借入金は事業にとってプラスになります。

しかし、赤字補填のための借入金はできるだけ避けて、赤字体質を黒字体質に変える事業自体の改善が必要です。

明確な目的をもって、融資を受けましょう(^^)/

 

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