三松会計事務所では、経理をしっかりやって業績管理を毎月行いましょうというスタンスでお客様をサポートさせていただいております。
もっと言いますと、会計を経営に活用しましょうということを伝えていきたいと思っています。
会計というと、「難しいな」、「数字は苦手だな」と思われる社長もたくさんおられます。
そこで、今回は会計を活用することで、どういったメリットがあるのかということをお話したいと思います。
会計のメリット1 資金繰りの不安を解消する!
会計を活用することで資金繰りの不安を解消することができます。
資金繰りは経営者にとって一番の悩みといっても過言ではありません。
「今月の支払いはいくらあるのか?」、「来月の支払いは大丈夫なのか?」とお金の悩みはつきないものです。
こういった資金繰りに対する不安を和らげるために活用するのが会計です。
会計を活用することができれば、将来、お金がいくら入って、いくら出ていくのかといったことが明確にわかるようになります。
お金がいくら必要なのかということが明確になれば、余裕をもって資金繰り対策に取り組むことができます。
今まで見えていなかったお金の流れが見えるようになることで、先々の漠然として不安は解消できると思います。
お金の流れが見えるようになれば行動に移せます。
融資を受けるのか、支払いを待ってもらうのか、固定資産や不良在庫を売って資金を工面するのか、事前にいろいろ対策を打てるということです。
会計を活用して、早くお金の流れを見えるようにすることが、資金繰りの不安から解放されるための一つ方法です。
会計のメリット2 赤字の原因や経営課題を明らかにする!
会計を活用することで、赤字の原因や経営課題を明らかにすることができます。
儲かっていると思っていたいのに、決算をしてみたら赤字だったといったことはないでしょうか。
経営者の感覚だけのどんぶり勘定で経営していると、こういったことが起こってしまいます。
決算時期になって赤字だと気づいても手遅れです。
やはり、毎月の業績を管理することが安定した経営を行うためには必要です。
そのために会計を活用するメリットがあるのです。
もちろん経営者の研ぎ澄まされた感覚というのは経営において重要だと思いますが、それ以上に業績を数字で管理することは重要です。
会計を活用して、毎月の業績を把握し、それを経営者の感覚と合わせることで、実績と感覚のズレを認識できるようになります。
そのズレを修正していけば、おのずと業績は向上していくはずです。
また、会計を活用することで、なぜ赤字になったのか、何が儲からなかったのかを把握できるようになります。
数字から会社の経営課題を発見し、どこを改善すればよいのかといったことを考えることで、会計を経営に活用することができます。
会計のメリット3 金融機関の信頼性向上!
会計を活用することで、金融機関からの信頼性を高めることができます。
金融機関は、企業の経営力や収益力を「決算書」で把握します。
「信頼性の高い決算書」を作成するためには、日々の経理をしっかり行っていくことです。
そして、自社の業績を経営者自ら金融機関に報告し、将来の計画をしっかりと説明できる経営者が信頼されます。
どんぶり経営、成り行き経営ではないことをしっかりアピールできるからです。
そのためには、会計を活用して、信頼性の高い決算書を作成することが、まず初めの一歩です。
金融機関からの評価が高くなれば、融資を受けやすくなるというメリットがあります。
まとめ
会計を活用するメリットを3つ取り上げてみました。
会社を成長さえるためには、会計の活用が必要だと思います。
三松会計事務所では、簿記や経理の知識が一切ない方にも、簡単に経理ができて会計が活用できる体制作りをサポートさせていただいております。
ぜひ、会計を経営に活用したいと思われた社長様は、お気軽にご相談ください。