帳簿をつけるのがめんどくさいと思っておられる人の多くには、領収証の整理ができていない人が多いように見受けられます。
まずは領収証の整理から始めてみるのはどうでしょうか?
現金の領収証はA4用紙に貼る
領収証の整理ができていない方は、領収証を袋や封筒に入れているだけとか、請求書と領収証をまとめて机に置いてあるだけとか、なかには領収証をなくしてしまったといった現状ではないでしょうか。
原始資料である領収証がそんな状態では帳簿をつけようという気には、なかなかならないと思います。
まず現金の領収証は、BOXなどを作ってそこに入れるようにします。
ある程度たまってきたら、A4の用紙か、ノートに日付順でのりで貼り付けていきます。(あんまりためすぎると、やるのがめんどくさくなるので、できれば毎日整理するのがいいかもです)
これで、〇月〇日の経費の領収証っとなったときに、すぐに調べることができます。
用紙がもったいなからといって、あんまり詰め詰めで貼っていくと、ぐちゃぐちゃになって探すのに苦労することもあるので気をつけてください。
そんなに見ることもないかもしれませんし、きれいに貼ったところで税務署に褒めてもらえるわけではありませんが、きれいに貼っているとやっぱりすっきりして、気持ちがいいと思います。
請求書はファイリングする
また売上、仕入、経費などの請求書はファイルなどに綴じましょう。
月単位で紐で綴るとういう方法もありますし、仕入などの請求書は取引先ごとにファイルしたり、経費は勘定科目ごとにファイルしたりする会社もあるので、自社が管理しやすい方法を考えて整理していきましょう。
請求書などは金額を見直したいといったこともあるので、整理されているほうが便利だとは思います。
整理できていなければ、何回もめくり返したり、机をひっくり返したりとかなり大変です。
整理ができていれば好印象も
請求書や領収証の整理がきっちりできている会社は経理もきっちりしているという印象があります。
税務調査が入った時も、請求書や領収証が整理されていると調査がスムーズに進みますし、質問された資料をすぐに提出できれば、調査官にも「きっちりできている会社だな」と好印象をもたれ、調査が早く終わる可能性が高くなるとういうメリットもあると思います。
まずは、請求書や領収証の整理から始めてみてはいかがでしょうか(^^)/