QRコードで税金が納付できます。

  • 2019年1月11日
  • 2020年6月16日
  • 税金

 

税金の納付は嫌ですねー。

でも、本日はそういう話ではなく税金を納付する方法が便利になりましたというお話です。

 

コンビニ納付に新たな方法が加わりました。

 

平成31年1月4日から新たに「QRコード」を利用したコンビニ納付が可能となりました。

今までも、コンビニ納付はできたのですが、従来は税務署から交付又は送付されたバーコード付きの納付書がなければ利用することができませんでした。

平成31年1月4日以降は自宅等において納付に必要な情報(氏名や税額など)をQRコード(PDFファイル)として作成、出力することが可能となりました。

これにより便利になることが…

 

納付書取得のために税務署の窓口に出向く必要がなくなりました!

 

どうですか?便利になったでしょ?

納付書を書き損じて、税務署まで取りに行ったり、納付書を失くしてしまって、またまた税務署まで取りに行ったりしなくてよくなったんです。

お手持ちのパソコンやスマホでピピっと作成して、コンビニで納付ができちゃいます。

まぁ、納付書は税理士さんまかせになってる企業さんなどはあまりメリットはないかもしれませんね(笑)

 

利用にあたっての注意事項

 

利用可能なコンビニエンスストア

・ローソン、ナチュラルローソン、ミニストップ(「Loppi」端末設置店のみ)

・ファミリーマート(「Famiポート」端末設置店のみ)

ローソンとファミマだけでセブンイレブンが入っていないのが意外です。

 

利用税目

全ての税目(ただし、源泉所得税を納付する場合等、ご利用できない税目もあります。)

源泉所得税の納付書を作成できないとは、かなりがっかりです(T_T)

会計事務所で働いている者からすると、源泉所得税の納付書が一番税務署に取りに行ってる感じがするので。

 

その他の注意事項

納付できる金額は30万円以下となっています。

領収証は発行されません。(払込金受領証は発行されます。)

金融機関や税務署の窓口では、QRコードによる納付はできません。

コンビニでの納付は現金のみとなります。

QRコードによるコンビニ納付をしてから、納付済みの納税証明書の発行が可能となるまで、3週間程度かかる場合がある。

 

QRコードの作成方法

方法1 確定申告書等作成コーナーで申告書とQRコードを作成する方法

確定申告書等作成コーナーを利用して所得税、消費税、贈与税を作成する際に、「住所・氏名等入力」画面において「コンビニQR納付欄」の「納付用QRコードを作成する」にチェックすることで、申告書と併せてQRコードを作成できます。

 

方法2 国税庁HPのコンビニ納付用QRコード作成専用画面でQRコードのみを作成する方法

該当ページを開き、納付に必要な情報を入力することで、QRコードを作成できます。

 

まとめ

納付方法が便利なれば納税意識が高くなるとういことはないとは思いますが、納税者の利便性が上がることはいいことだと思います。

納税のために金融機関等で長時間待たされるより、コンビニでおやつやジュースを買うのと一緒にささっと納税できれば納税者にとってはメリットがあるのではないでしょうか。

個人の方で、振替納税を利用されている方は、なかなかメリットを享受できないかもしれませんが。

興味があったり、納付書失くしてしまったという方は一度お試しされてみてもいいのかもしれません。

 

 

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