経理をやる意味について考えてみましょう!

おはようございます。

茨木市の税理士、三松です。

今回は「経理」についてのお話です。

 

なぜ経理をしなければならないのでしょうか?

会社は営業活動や販売活動をして、商品やサービスを売っていれば、事業を続けていけるのでしょうか。

確かに、売上が増えれば収入も増えるので、経理なんかやらずに営業にだけ一生懸命取り組んでいればいいという考え方もあるかもしれません。

 

ただ、営業だけがんばって売上を上げているだけでは、本当に利益がでているかどうかがわかりません。

売上を上げるために、めちゃくちゃ値引きして販売しているかもしれないですし、広告宣伝費や交際費をいっぱい使っているかもしれません。

そうなると、売上は増えているが、実際は赤字だったなんてこともあります。

 

また、売上代金の回収はどうでしょうか?

売上をいくら増やしても、代金の回収ができていなければ会社の資金がなくなり、事業活動ができなくなってしまうかもしれません。

 

そういったことにならないために、経理が必要です。

会社の経済活動を数字に置き換えて記録することで、さまざまな情報を把握することができます。

 

経営者が適切な経営判断をできるようにするのが経理の役割です!

経理をやる意味として、税務署に申告しなければならないからといった考え方もあると思います。

確かに、決算書を作成して税務署に申告書を提出しなければなりません。

申告や納税をしなければ、罰金を課せられます。

 

でも、税務署への申告のためだけに経理をするのは、もったいないです。

 

経営者は、自社の経営状態を把握し、適切な経営判断をしなければなりません。

そのためには自社の経営状態を表したデータが必要になります。

そのデータが試算表や帳簿といった会計データであり、そのデータを作成するのが経理です。

 

経理は経営者をサポートする役割があるのです。

 

会計データを分析して、業績が好調の原因を調べたり、無駄な経費を使っていないかをチェックできます。

経営計画の作成や、今後の投資判断に会計データが必要になります。

税務署への申告が「過去会計」なら、こちらは「未来会計」です。

 

会社の未来を見通し、経営者をより良い方向に導く、そういった役割が経理にはあります。

それが経理をやる意味ではないでしょうか。

 

まとめ

経理を未来に活かすためには、会社の経営状態をタイムリーに把握する必要があります。

そのためにも、経理は税理士さんに丸投げでなく自社でする必要があると思います。

経理はめんどくさいと思われるかもしれませんが、会社を良い方向に導くために頑張ってみませんか?

当事務所もサポートしますので、未来の会社のために一緒に頑張りましょう。

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