経理は自社(自分)でやるから意味がある!

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おはようございます。

大阪の税理士、三松です。

今回は「経理」についてのお話です。

 

経理を自社でやることのメリット!

「経理がめんどくさい」、「簿記がわからないからできない」、そんな社長様はいらっしゃいませんか?

 

経理は自社(自分)でやるからこそ意味があるんです。

 

例えば、自社の業績をタイムリーに把握できます!

 

経理を自社で行うことで、毎月の業績が早ければ翌月10日くらい、遅くとも翌月末までには把握することができます。

 

これが、会計事務所に領収証を丸投げして経理をやってもらいていた場合はどうでしょうか?

会計事務所が領収証を預かって、整理して、会計ソフトに入力して、試算表が出来上がるのが翌々月くらいになるのではないでしょうか?(もちろんやり方を工夫して、早期作成に取り組まれている税理士さんもいるとは思いますが…)

 

これでは試算表の情報を経営に活用することができません。

前月の数字も出ているのに、前々月の数字を見て意味があるとは思えません。

 

やはり、数字を経営に活用するためにはタイムリーな情報が必要です。

そのためには、自社で経理を行う必要があります。

 

自社で経理を行っていれば、毎月の数字はもちろんのこと、やり方によっては日々の損益把握も可能になります。

毎月の損益や日々の損益を意識しながら経営するのと、2、3ヶ月前の数字を見ながら経営をするのでは、どちらが業績がよくなるかは明白ではないでしょうか。

 

また自社で経理をすることで、帳簿の証拠能力が上がります。

 

会計事務所に丸投げしていると、「飲食代」の領収証が取引先との「交際費」なのか従業員さんとの「福利厚生費」なのか会計事務所では判断することができません。

自社で経理することにより、これは「交際費」、これは「福利厚生費」と判断することができます。

会社が判断することで、証拠能力が格段に上がります。

 

社長の計数管理能力の向上につながる!

金融機関から見た場合、自社の業績を自分で把握できていない社長のところに融資を行うでしょうか?

 

金融機関から質問をしても「よくわからないから会計事務所聞いて」とか「税理士さんに任せてるから」といった回答では、金融機関も「自分の会社のこともわからないのか」といった悪い印象を持たれる可能性があります。

 

やはり金融機関としても、自社の業績をちゃんと把握して、社長の言葉で説明できる会社の方が信頼できますし、融資したいです。

 

また、自社で経理を行って、業績確認など経営数字に触れることで、社長の計数管理能力が高まります。

計数管理能力が高まれば、自社の現状を数字で銀行に説明できるようになり、さらに融資を受けることができる可能性が高くなるはずです。

 

まとめ

毎月の業績を把握している会社は、黒字化率も高いです。

毎月の業績をタイムリーに把握するためには、自社で経理をしなければなりません。

毎月の業績管理体制の構築を一緒に取り組んでいけたらなと思います(^o^)

 

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