経営計画を作成すると節税<利益となる⁉

おはようございます。

茨木市の税理士、三松です。

当事務所では、お客様の経営計画の作成をサポートさせていただいております。

今回は、その経営計画の効果のお話です。

 

経営計画とは?

「経営計画」とは、企業がその将来に向かって、経営ビジョンや目標を達成するために、必要な計画のことを言います。

 

簡単に言うと会社の将来の目標です。

社長が5年後もしくは10年後どういった会社にしたいのか、そのためには今何をしなければならないのかといったことを数字と行動計画にまとめたものです。

そこまで先のことはわからないと言われる方は、まず単年度、つまり今期1年間の経営計画を作成してみましょう。

 

単年度の経営計画を作成することにも、効果はあります。

経営計画は、「今を知るためのモノサシ」だとも言われています。

 

今月の売上が1,000万円だったとします。

この1,000万円の売上が良いのか悪いのかを知るためには、何かと比較する必要があります。

もちろん前年と比べてどうだったのかという比較すれば、前年より良い悪いはわかります。

 

しかし、社長としてはもっと売上を伸ばしたと思っているのであれば、前年との比較では現れません。

 

そこで、登場するのが経営計画の数値です。

経営計画の数値と比較することで、今季の売上が良いのか悪いのかということがわかります。

 

経営計画は、計画として立てた予算と実績との差異を測るためのモノサシということです。

目標売上に達成していなければ、達成するためにはどうすればいいのか考えたり、固定費の増加が予算と乖離していれば原因を追究したりするためです。

 

経営計画を作成したらその目標に向かって進むだけ

社長自身が考えて、将来の目標を決めたのであれば、その目標に向かって進まなければなりません。

 

利益が出ててくると、経費を使って節税したいという気持ちが出てくるかもしれません。

そこで、ブレてはいけないのです。

 

目標利益を出すことだけに経営を集中です。

 

経営計画には、あらかじめこれだけの利益を出せば、いくらの税金がかかって、税引き後でこれだけの利益が残るという風に税金も加味して作成されているはずです。

前もってわかっている税金と、利益が出たからいきなりこんだけ払ってくださいと言われる税金とでは、感じ方も違うはずです。

 

また、経営計画を作成するときに、これだけの利益を残すために、税金はこれだけ払うと覚悟を決めたはずです。

やはり、ブレてはいけません。

税金をしっかり払って、目標利益を会社に残しましょう。

 

そして、何年も経営計画を作成するようになれば税金よりも利益が気になるようになります。

目標利益に到達していないから、経費削減を考えてみたり、なんとか売上を上げて目標利益に到達したいといった考え方に変わっていきます。

 

そうなれば

節税<利益 ですね。

 

利益重視の考え方になれば、ムダな経費も使わずにすみ、経営も安定し、さらなる成長が期待できるのではないでしょうか。

 

まとめ

少しでも税金を払いたくないという考え方より、いかにして利益を出すかといった考え方の方が、会社の成長につながるのではないでしょうか。

 

私自身も経営計画を立てました。

何とか目標利益を達成したいという思いで邁進しております。

そうなると、やはり無駄な経費は使わなくなります。

これも買いたいけど、これ以上経費を増やしたくないからもう少し利益がでるまで待とうかなと踏みとどります。

また、どうやって売上を上げたらいいか必死に考えます。

 

ちょっとやってみたいけど、やり方がわからないなという方は三松会計事務所にご相談ください。

ぜひ、経営のモノサシとなる経営計画を作成してみましょう(^^)/

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