おはようござます。茨木市の税理士、三松です。
確定申告も今日が最終日、個人事業主の方も平成30年分の業績が確定して一喜一憂されているのではないでしょうか。
年一回だけの業績確認だけではもったいない
「今年は儲かったな」とか「今年は業績が悪かったな」はたまた「税金が高いな」とか、確定申告を終えた今、昨年度の業績について、いろいろ考えられているのではないでしょうか。
儲かった方は、「今年も好調をキープしたい」とか業績が悪かった方は「なんとか業績を改善したい」とか、前年との業績を比較して今後の方針を決めることは経営者として当然だとは思います。
でも社長、そうやって喜んだり反省したりするのは、たったの年一回だけでいいのですか?
毎月数字を見れば、業績が悪いときはもっと早く業績改善に取り組むことができますし、業績が好調であれば、さらに業績を伸ばすことができるのではないでしょうか!
月次決算をして毎月の業績を確認する
決算の時に年一回だけ業績を確認しているのは、非常にもったいないです。
月次決算に取り組めば、毎月の業績確認が可能となります。
月次決算を行うことで、前月と比較してどうなのか?前年同月と比較してどうなのかといった様々な分析が毎月できるようになります。
そうなると、例えば6月から電気代が増えていたとします。
6月「先月より電気代が増えてるな」
7月「あれ、また電気代が増えてるな。一度調べてみよう」
といった具合に変化に気づき、原因を追究することができます。
これが年一回だけの決算であれば、決算の数値がでるまで1年間気づくことができません。
決算が終わってから、「あれ、電気代がめっちゃ増えてるやん」となって、そこから原因を調べるわけです。
業績の把握が遅れることで、かなりの損失を受けることもあります。
そうならないためにも、月次決算に取り組んで、毎月数字を見ることで、社長自身が数字の変化に気づくようになるのです。
これが月次決算に取り組むメリットだと私は思います。
まとめ
月次決算に取り組むということは、毎月決算を行うので、年12回プラス確定の決算で年13回、業績の確認をし一喜一憂することになります。
年一回だけの時と比べるとかなりの回数になります。
毎月の業績確認で「ここは好調だな。ここはもっと改善しないと」といろいろ考えることで、事業のさらなる成長につながると思います。
また、毎月数字を確認できるので利益予測もでき節税に取り組めるといった利点もあります。
ぜひ、月次決算に取り組んで、毎月の業績確認で数字を見て、経営力を高めていきましょう(^^)/