おはようございます。
茨木市の税理士、三松です。
写真は昨日の経費の領収書です。みなさん、経費の精算、会計システムへの入力は翌日にきっちりされていますか?
今回は、現金管理についてのお話です。
会社と個人の現金は区別しましょう!
小規模な事業所さんや家族経営で事業をされている方が、よくお悩みになれるのが現金の管理です。
現金の管理ができないと、事業とプライベートの区分ができず、会計がぐちゃぐちゃになってしまう恐れがあります。
本来は事業とプライベートを分けて、事業の支払いは事業のお金から、プライベートの支払いは個人の財布から支払いするのがベストです。
ただ、プライベートで行ったお店に事業に必要なものが売っていれば、プライベートの財布から支払いしてしまうこともあると思います。
逆に事業の財布から、プライベートの支出をしてしまうこともあるのではないでしょうか。
そんな時は、きっちり精算することを心がけましょう。
プライベートで事業に必要なものを買ったのであれば、レシートや領収書と交換で事業の財布からその分のお金をもらいます。
事業の財布からプライベートのものを支払ったのであれば、個人から事業の財布にきっちり返しましょう。
「どっちも自分(社長)のお金やん」と思われるかもしれませんが、違います。
会社(事業)と個人(プライベート)は区分しなければいけません。
これをしっかり区分することで、適正な決算書への一歩が踏み出せるのです。
現金支払いの領収書は翌日に会計ソフトに入力!
現金管理をするためには、現金出納帳をつけなければなりません。
現金出納帳とは、現金の入金と出金を記録する帳簿で、つけることによって現金の残高が把握できます。
でも、帳簿つけるのってめんどくさいですよねー?
そんな時は、会計システムに直接入力してしまえばいいのです。
会計システムに入力すれば現金出納帳が自動で作成されますし、会計システムの現金残高と会社の財布の残高が合っていれば現金の管理がバッチリできていることになります。
ここでのポイントは、翌日には前日の経費の入力をやってしまうことです。
領収書がたまってから入力しようとしても、枚数が多くなるにつれて入力がめんどくさくなりますし、日が空いてしまうと領収書の内容がわからなくなってしまうことがあるからです。
翌日であれば、これは福利厚生費だなとか、これはA社との交際費だなと記憶も鮮明です。
個人で立て替えた場合なども、翌日に精算して、そのまま領収書を会計システムに入力してしまいましょう。
これを習慣づけていけば、現金の管理は問題ないでしょう。
まとめ
私も、現金の管理をきっちりしてくださいというお話をしながらできていない部分がありました💦
今後は、翌日での会計システムの入力に取り組んでいきたいと思っています。
そしてスピーディで適正な月次決算に取り組もうと思います(^^)/