毎月、目標となる売上高はありますか?
また、漠然と決めた数字目標ではなくその数字に根拠はありますか?
最低限必要な売上高を決める!
最低限必要な売上高とは目標とする利益が残る売上高のことです。
仕入代金を支払った後の粗利益を出し、さらに毎月の固定費を支払ってもお金が残る売上高です。
借入金の返済がある場合には、その返済額も加味しなければなりまません。
もう少し簡単に言うと、この売上高を達成しないと会社のお金が減ってしまうということです。
つまり事業を継続していくためには絶対に必要な売上高を目標に決めるということです。
目標をクリアするために行動を変える!
必要最低限の目標売上高を決めれば、その売上高をどうやって達成するのかを考えましょう。
その売上高を達成しないと会社のお金が減る、事業が継続できないとなると死活問題です。
どうやったら達成できるのか必死に考えるはずですし、社長の行動も変わっていくはずです。
なぜなら漠然と決めていた目標売上高ではなく数字の根拠がある目標だからです。
目標が明確であるとやっぱり行動に移せますよね。
自社の現状に合わせて目標売上を考える!
自社の現状に合わせて目標売上を決めることが必要になります。
まずは赤字から脱却するとか、借入金を返済して最低限会社の会社のお金が減らないようにするというのが必要最低限の目標売上高ではあります。
しかし会社の現状によってはこの必要最低限が変わってきます。
例えば、
将来の不足の事態に備えて経営を安定させるためにも、もっと会社にお金を残したいとか。
将来の設備投資に備えてもっと会社にお金を残したい。
こういった考えがあれば必要最低限の目標売上高も大きくなっていきます。
必要最低限の目標売上高を把握することは大事ですが、会社の現状や将来の展望によって目標売上高は変わります。
しっかりと考えて自社に必要な目標売上高を決めるようにしましょう!
まとめ
漠然とした目標よりも数字の根拠がある目標の方が社長の行動が変わるはずです。
まずは事業を継続していくために必要な最低限の目標売上高を決めて達成するように行動計画を考えましょう!
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P.Sトラキチ税理士の独り言
日本シリーズも終わってすぐですが、秋季キャンプが始まりました。
来年のシーズンに向けた準備が既に始まっています。
若手はしっかり鍛えて、アピールして来年のチャンスをつかんでほしいです。
出てこい若虎!