おはようございます。
大阪の税理士、三松です。
社長さんがやりたい部門管理は何ですか?
会計データは経営に役に立たないと思っている!
「会計データなんて過去の数字で経営に役に立たない」と思われている社長さんはけっこういらっしゃいます。
会計は税務申告のためだけにやるものだと思われているのかもしれません。
会計、経理は苦手でよくわからないからといった理由で、経営に活用していない社長さんもおられるのではないでしょうか。
しかし、会計データを経営に活用しないのはもったいないです!
会計数字は嘘をつきません。
経営には社長の感覚といった部分も大事ですが、実際の数字を見るということも重要です。
また、その社長の感覚と実際の会計数字と差異がないかを確認するだけでも、とても意義があるものになると思います。
では、どうしたら社長さんが会計に興味をもってもらえるのでしょうか?
そのためには、社長さんが見たい数字、やりたい部門管理を把握する必要があります。
社長さん、やりたい部門管理は何ですか?
自社は店舗展開していないとか、営業部門とかいうように、部門はないから必要ないとお考えの社長さん
ちょっと待ってください、その考え方は違います!
社長さんが見たい利益は何なのかを今一度考えてみてください。
毎月どんな経営資料を見ているのか、どんな経営資料があったら助かるのかを考えてみてください。
それが、御社の「部門」になるんです。
商品別の利益、得意先別の利益、営業担当者別の利益など、さまざまな社長さんが見たい利益があるのではないでしょうか。
これらの利益を会計データで毎月見れるようにすることが、部門別業績管理です。
こういった細分化されて利益を見ることで、会社の強み、弱みがわかり、どこの部門に対策を打って、どこの部門を強化しなければならないといったことが、数字で明確に見えるようになります。
これが、部門別業績管理をやる意味であり、会計データを経営に活用するとういことです。
まずは、社長さんがやりたい部門管理は何なのかを考えるところから始めてみましょう。
まとめ
部門別業績管理に取り組むことで、会計データを経営に活用することができると思います。
まずは、社長さんが何の数字を見たいかから考えてみましょう。
きっと会社の見たい数字、見たい会社の利益があるはずです(^^)/