KYKのロゴマークに考える。税理士は経営者に気づきを与えるのが仕事です。

  • 2019年4月24日
  • 2020年7月14日
  • 考え方

おはようございます。

茨木市の税理士、三松です。

今回は税理士ができることについてお話したいと思います。

 

KYKのふくろのロゴは豚のマーク

とんかつで有名なKYK、みなさんもご存じかと思います。

先日、そのKYKでお弁当をお持ち帰りしてみました。

 

お持ち帰りの袋のロゴマークをよーく見てみると、なんと「とんかつ」という文字が豚の絵柄になっているのを私の奥様が発見しました。

 

こんな感じです↓

 

ね、豚のマークになっているでしょ(笑)

 

思わぬ発見でした。

なんとなーく眺めているだけでは気づかなかったかもしれません。

奥様が気づかしてくれたのです。

 

税理士は気づきを与える仕事

もちろん、KYKの豚のマークを気づかせてあげるのが税理士の仕事ではありません(笑)

 

税理士は、経営者に数字をベースに何かしらの気づきを与える仕事だと私は思っています。

数字の変化を読み取って、社長にお伝えすることで社長に気づきを与えることが税理士の役割だと思っています。

 

前月からの売上の伸び、利益率の変化、経費の増減、毎月の試算表から読み取れる数字の変化を社長にお伝えし、社長の頭の中にある業績の数字と、実際の業績のズレを確認してもらう。

異常な増減があれば、原因を確認してもらう。

社長が数字の変化を感じ取ることで、何かしらの経営改善のヒントをつかんでいただきたいと思っています。

社長が気づくことで業績改善やさらなる業績アップにつながるはずです。

 

税理士はコンサルタントではありません。

他のお客様の取り組みや事例を伝えることはできても、お客様の売上を増やす方法は知りません。

売上を増やす方法を考えるのはあくまでも社長であって、それを考えるのが経営の醍醐味だとも言えます。

 

ですから、税理士は数字を読み取って、それを社長に伝えて最終的な意思決定に役立てていただくのが役割です。

「利益率が改善されてきましたね」とか「この経費が増加してますけど原因はなんですか?」といったコミュニケーションを通じて社長の頭の整理に役立てればと思っております。

 

まとめ

KYKの袋のロゴマークから、税理士の役割について考えることになりました。

帳簿の作成や税金の計算だけでは、税理士としての価値は低いと思います。

だからといってコンサルタントのような売上を伸ばす提案はなかなかできません。

ただ、業績の変化はお伝えすることができます。

税理士が伝える会社の数字が、経営のヒントになって、経営者の意思決定に役立ていただければ、税理士の存在価値があるのかなと思います。

経営者に寄り添って、何でも相談できる良きパートナーとしての存在でありたいです。

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