起業する前または起業してすぐに融資を受ける場合に利用していただきたいのが日本政策金融公庫の「創業融資」です。
起業後すぐに資金不足に陥らないためにもお金はあるにこしたことありません。
また事業がある程度スタートしてしまうとその時の実績を見られてしまうため、業績が悪い場合などは融資を受けることができない可能性があります。
そうならないためにも創業融資を受けて、余裕をもって事業をスタートさせてほしいです。
創業融資を受けるために重要なポイントの一つが「自己資金」です。
今回は創業融資の自己資金の重要性について解説したします。
創業融資に自己資金は必要なのか?
創業融資をスムーズに受けるために絶対に準備しておいてほしいのが自己資金です。
現在は自己資金に関する要件がなくなていますが、少し前までは「創業資金総額の10分の1以上の自己資金が必要」という要件がありました。
自己資金の要件がなくなったとはいえ、自己資金がある方がスムーズに融資を受けることができる可能性が高いです。
みなさんも考えてみてください。
当然、Aさんの方にお金を出したいですよね。
やはり自己資金がある方が事業への本気度が感じられます。
自己資金があればあるほど創業融資は実行されやすいです。
実際に融資を受けたい金額の3分の1以上は自己資金を準備しておくようにしましょう!
創業融資における自己資金の重要性
自己資金が重要だということを日本政策金融公庫の視点から考えてみましょう。
日本政策金融公庫(お金を貸す側)からすると自己資金が多額であるほど回収可能性が高いという判断になるので融資を実行しやすくなります。
ですので創業融資を受けるのであればできるだけ自己資金を準備する方が良いということです。
先ほどの例でも出しましたが自己資金をしっかり貯めている人の方が創業時の覚悟が感じられます。
日本政策金融公庫は自己資金の多寡によってそういったところも判断しています。
自己資金が少額であるということはそれだけ準備期間が短いということにつながります。
創業者の本気度が感じらず、ほんとに事業をやっていけるのかという風に不安な印象を与えてしまいかねません。
事業に対する熱意や覚悟を見せるためにも自己資金は必要なのです。
日本政策金融公庫も倒産した場合のリスクというのを考えています。
個人事業主の場合は倒産したとしても個人として返済を続けていかなければなりません。
創業時に自己資金として用意できたお金は倒産したとしても同じくらいのお金を返済できる人だという判断になります。
事業が万が一失敗しても返済できる人の方が融資しやすいということです。
まとめ
日本政策金融公庫における創業融資の重要性を解説しました。
創業融資を受ける場合ある程度自己資金を準備しておいた方が有利になることは間違いありません。
しっかり自己資金を準備して創業融資を受け事業をスタートしていきましょう!
P.Sトラキチ税理士の独り言
森下選手が日本代表で4番を打ちホームランを打ちました。
来年もタイガースの主軸として活躍を期待するところです。
大山選手がFAするかどうかが話題になっていますが、ぜひとも残留してくれることを願うばかりです。