おはようございます。
茨木市の税理士、三松です。
ゴールデンウィーク中はブログもお休みしておりましたので、久しぶりの更新です。
新元号「令和」スタートに合わせて経営計画を作成してみましょう!
いよいよ、「令和」がスタートしました。
といっても連休が続いていたので、既にもう7日も経過していますが…
さてさて、元号も変わって新たな時代を迎えました。
「気持ち新たに頑張るぞ」と思われている方も多いのではないでしょうか?
そのような気持ちの経営者の方には、ぜひ「経営計画の作成」おすすめします。
5月は3月決算法人の申告期限ですので、もうそろそろ平成31年3月期の決算数字が出来上がってくるのではないでしょうか。
経営計画を作成するためには、まずは現状を把握しなければなりません。
自社の強みは何なのか?業績悪化の原因は何のかを見極める必要があります。
そういったことからも、決算書が出来上がってくる、今の時期が経営計画を作成するきっかけとなるタイミングでもあると言えます。
決算書を見て、「前期より業績が良かった、悪かった」と一喜一憂すると同時に、せっかくですから翌期(令和2年3月期)の目標も考えてみませんか?
目標を持つことで会社の成長につなげる!
経営計画を作成することで会社の目標ができます。
今年はこれだけの業績を出すとういう経営者の意思表示です。
売上目標、粗利益の目標をまず決めます。
そして経費はどれくらい使っていいのかを考えて、最終利益目標を数字に落とし込みます。
絶対に今期はこの目標利益を出すんだという強い気持ちが必要です。
数字目標が決まれば、それをどのように達成するかを考え、具体的な行動計画を作成していきます。
このように作成した経営計画が今期の「モノサシ」となるのです。
月次決算の実績値と経営計画と比較することを、毎月の業績確認と一緒に取り組んでいきます。
この経営計画の「モノサシ」と比較することで、業績の良い悪いを判断していきます。
計画を上回っていれば、その方法を継続していけばいいですし、計画を下回っていれば、問題点を抽出して改善していかなければなりません。
このように、経営計画を作成して毎月の業績と比較することで、会社の業績改善や業績アップに活用することができます。
まとめ
3月決算法人の場合、4月、5月と進行期が2ヶ月経過していますので、経営計画を作成するタイミングとしは遅いと思われるかもしれません。
ただ、決算書が作成されるこの時期というのは、社長が一年で最も経営数字に興味を持たれる時期なのではないでしょうか?
決算の数字を見て感じることもあると思います。
その気持ちをぜひ、数字に落とし込んで経営計画を作成しましょう。
経営計画は社長の気持ちが入らないと意味がありません。
新時代を迎えた今だからこそ、社長の将来の夢や思いを描いた経営計画書を作成してみましょう(^^)/