経理業務の効率化、省力化を得意とする税理士の三松です。
経営数字を把握して、経営に活用するためには日々の経理をしっかりと取り組む必要があります。
なぜなら、タイムリーに業績を把握しないと意味がないからです。
例えば、3ヶ月前の売上や利益の数字を聞いて今後の経営判断ができるでしょうか?
答えは「NO」だと思います。
経営判断をするためには、タイムリーな(少なくとも前月の)情報に基づいて経営の意思決定をするべきだと思います。
でも
「経理ってめんどくさいんだよな」
「仕訳数が多すぎてなかなか処理できない」
といった理由で、経理が後回しになっている状況があると思います。
そんな現状を打破するために、今回は当事務所がサポートする経理業務の効率化、省力化についてお話いたします。
預金取引はデータ連携で省力化
預金取引は一般的な企業で仕訳の約40%を占めていると言われています。
預金取引が多い会社にとっては、大変な仕訳のボリュームになります。
この約40%の仕訳を自動化して仕訳入力を省力化してしまおうというのが、当事務所のサポートです。
インターネットバンキングをご利用いただくことで、入出金データを自動で受信し、仕訳を自動で計上することができます。
こうすることで経理業務がめちゃくちゃ楽になります。
しかも、預金データとの連携だけではありません。
クレジットカードのWeb明細照会サービスと連携させることで、クレジットカードの支払いも自動で仕訳を計上することができます。
しかも、カードを利用した日で仕訳が計上されますので、適正な利益の計算ができます。
クレジットカードの利用が多い会社にとっては、かなりの経理業務の省力化になります。
また、タブレットPOSレジとの連携も可能です。
小売店や飲食業における売上等のレジデータを会計システムに取り込んで仕訳を計上することができます。
日々の売上仕訳が自動化でき、経理業務の効率化、省力化につながります。
経理業務をもっと快適に!
経理業務をもっと簡単、楽にそして快適にする方法があります。
当事務所が推進する会計システムを活用すればそれが可能になります。
その機能が
TKC証憑ストレージサービスです
スキャナで読み取ることで、領収書などの証憑を簡単に整理することができます。
さらに、スキャンすれば、スキャナで読み取った情報を仕訳に計上してくれますので、仕訳入力も省力化できます。
スマホでの電子化にも対応しておりますので、外出先で使った経費の領収書をスマホで写真を撮るだけで、「日付」、「取引金額」、「取引先名」を仕訳に初期表示してくれます。
取引の内容といった「摘要」は手入力が必要になりますが、かなりの部分で経理業務の効率化、省力化ができるのではないでしょうか。
また、スキャナ保存制度に対応しておりますので、スキャンするだけでファイリングといった領収書の整理が必要なくなります。
さらに、紙の原本は一定の要件を満たせば後で廃棄できるので、保存場所も削減できることになります。
経理が快適になるというわけです。
経理業務の生産性を向上させましょう!
最後に、もっと経理業務の生産性を向上させましょうということで、業務システムと会計システムの連携についてです。
業務システムとは、販売管理や在庫管理などのシステムのことです。
これらの業務システムは単独で利用されていることが多く、そこから出力したデータをもとに、会計システムに入力するといった経理業務の流れになっています。
これは、明らかに二度手間です。
さらに、入力作業が増えるということはそこで転記ミスが生じる可能性が出てくるということです。
この問題を解決する方法は、業務システムと会計システムを連動させることです。
連携させることで、業務システム(販売・在庫管理など)から切り出したデータを簡単に会計システムに読み込むことができます。
しかも、当事務所が推進するTKCシステムであれば、業務システムが他社のシステムであってもエクセル等にデータを切り出すことができれば連携が可能になります。
販売管理システムや在庫管理システムは特殊な場合が多く会計システムと連携していないことが多いですが、その連携が可能になります。
経理業務の二度手間がなくなり、転記ミスもなくなります。
業務システムと会計システムの連携により
取引の発生⇒業務システムへの入力⇒会計システムへ連携⇒会計データに基づく経営の意思決定
といった流れをスムーズになることになります。
経理業務を楽にし、さらに経営に役立ていただきたいと思っています。
まとめ
経理業務を効率化・省力化するためのご提案をまとめてみました。
システムをフル活用して、経理業務の効率化をサポートしておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。