会社は黒字だけでお金が減っていく。
こういった悩みを抱えている社長さんは多いものです。
どうして会社にお金が残らないのでしょうか?
会社に必要な利益を考える!
会社は黒字だけどお金が減っていくというのは会社に必要な利益を出せていないということです。
会社に必要な利益とは
利益+減価償却費ー税金ー融資の返済額=0円となる利益の金額です。
金融機関で受けた融資は利益で返済していかなければなりません。
返済分の利益を出さないと黒字であっても会社のお金は減ることになります。
さらに利益を出せば法人税を支払わなければならないので税金分を加味してこの必要利益を考える必要があります。
まずは自社に必要な利益を計算して確認してみましょう。
ちょっと赤字が本当にいいですか!
「会社はちょっと赤字くらいが税金も払わなくてちょうどいい」という考えの社長もおられます。
確かに税負担が減って喜ばれる社長さんもおられますが会社経営として本当にそれで良いのでしょうか?
必要利益がないと…
先ほどお話したように必要利益がないと融資の返済ができません。
将来に向けた事業拡大や設備投資の資金も貯めることができません。
将来会社が不足の事態に陥ったときに予備の資金もありません。
利益が出ていないと融資を受けることも難しいかもしれません。
やはり会社は黒字にしなければ事業継続はできません。
そして必要利益を確保しなければならないということです。
必要利益を目標にしましょう!
事業計画を立てる時はぜひ必要利益を目標にしましょう。
必要利益は会社のお金の収支がトントンになる利益です、
最低限この利益を出さないと会社のお金が減ってしまうのです。
さらにもっと会社のお金を増やしたいのであれば、その金額を必要利益にプラスしてください。
その金額が会社の目標利益をなります。
事業計画を立てことない方やいくらの利益に設定すればいいかわからない方はぜひこの必要利益から算出していきましょう。
その利益から、経費、原価と積み上げていけば目標売上が決まり事業計画書ができあがります。
その事業計画を達成できるように経営に取り組んでいくましょう!
まとめ
会社の利益の考え方についてお話しました。
まずは自社の必要利益の把握から始めていきましょう!
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P.Sトラキチ税理士の独り言
オープン戦も終わりいよいよ今週金融日にプロ野球が開幕します。
オープン戦の成績はまぁまぁ良い感じで終われたのではないでしょうか。
この時期は勝ち過ぎても負けて過ぎても困るものです。
ケガ人がなくベストな状態で開幕を迎えられることをプラス材料として楽しみに金曜日を待ちたいです。