顧問契約いただいたお客様には毎月訪問し前月の業績の報告を行っています。
中小企業の社長はプレイングマネージャー的な存在であり現場でバリバリ働いておらる方がほとんどです。
しかし社長には経営者として数字にも興味を興味をもっていいただきたいからです。
数字の意識を持つことで経営の意識が変わっていきます。
毎月の業績報告で数字への意識付けを!
顧問契約していただいたお客様とは毎月訪問して社長と一緒に数字を確認する時間を作っていただいております。
前月の業績である、売上、利益、経費の報告を行い社長の感覚とズレがないか確認を行っています。
「そんなに利益出てた?」とか「そんなに赤字になってたなど?」社長の感覚とズレが生じた時にさらに深堀していきます。
「○○先との取引が増えてるのが原因ですね」とか「こういった経費が今月は増えていました」など説明することで、社長の感覚のズレが埋まればOKです。
それでも埋まらない時は、何か経理処理が間違っているということも考えられます。
もしくは社長の感覚以上のズレが生じているということなのでその時は危険信号です。
過剰仕入になっている、原価率が上がっている、経費を使い過ぎているなど社長と一緒に原因を追究していかなければなりません。
このように毎月の面談で社長に数字の意識をもってもうらうために業績報告において一緒に数字を確認していただいているのです。
数字に意識を持つことで経営に変化が!
中小企業の社長の中には数字に苦手意識をもっておられる方もいらっしゃいます。
そんな数字が苦手な社長でも、毎月数字を見ることで少しずつ意識が変わっていきます。
ある会社では昨今の原材料の高騰で原価率が上昇しておりました。
「毎月の原価率は〇%でした」、「去年の原価率は〇%でこれだけ増加しています」というところを口酸っぱくお話しておりました。
数ヶ月すると社長の方から「今月の原価率どうやった?」と質問を受けるようになりました。
社長が数字を意識し始めた瞬間でもあります。
さらに「このまま原価率を下げるのは難しいから思い切って値上げも検討してみるわ」といった決断をされました。
数字を意識して見ていたからこそできた経営判断だと思います。
今後、原価率が改善されて業績が良くなっていけば税理士としてサポートしていてこれほど嬉しいことはありません。
まとめ
数字の意識を持つためには数字を見れる体制を整えなければなりません。
月次決算をしっかりやって毎月数字を見る意識を持つようにしましょう。
そうすれば自然と経営の意識も変わるはずです。
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P.Sトラキチ税理士の独り言
セ・リーグの詳細な日程が発表されました。
9月は全てナイターになるかと思いましたが数試合デーゲームが残りましたね。
9月はまだまだ暑いんで来年は再考をお願いします。