大阪では先日、住民投票で「大阪都構想」が否決されました。
前回と同じく賛成、反対は僅差の結果となりました。
大阪市民の方が必死に考えたうえでの結果だったと思います。
大阪市民ではないので、とやかくは言えませんが、私としては新たなことにチャレンジして新しい「大阪」に進んで欲しかったです。
やはり新しいことに取り組むことは勇気がいります。
しかし、リスクがある分ワクワクするのではないでしょうか。
お客様が新規事業を立ち上げる!
お客様から新規事業を立ち上げるというお話を聞くと、とても嬉しくなります。
新規事業の話をしている社長の目も輝いてします。
「この事業がこうなって、これだけ儲かるんやー」
って聞かされると、なんだかこちらもワクワクしてきます。
もちろん事業がうまくいったらの話なので、冷静に聞く必要はあります。
事業の穴がないかも確認しておかなければなりません。
それでも、社長のやる気、チャレンジ精神が嬉しいです。
事業を発展させるためには、やはり勇気を持って前に進む必要があります。
新規事業を数字で見える化する
税理士としてサポートできることは、新規事業の数字を見える化してあげることだと思います。
新規事業の売上が100万円ならどれくらいの利益が残るのか。
利益率が10%ならどれくらいの利益が残るのか。
社長のイメージの利益を数字で具体的に示してあげることが、サポートとしてできるのではないかと思います。
これが、事業計画となって実際に新規事業がスタートした時に役に立ちます。
新規事業がスタートすれば実績の数字を見える化することで、事業がうまくいっているのかどうかがわかります。
社長のイメージしていたように事業が進んでいるのか、利益はしっかりと出ているのかなど、数字で業績を報告します。
そして、事業計画と実績の数字を比較することで、さらに深く新規事業がうまくいっているのかということがわかるのではないでしょうか。
事業計画通りに売上や利益が計上できていれば問題ありませんし、見込んでいた売上や利益に達していなければどこを改善すべきなのか考えていかなければなりません。
「売上が思った以上に上がっていないのか」
「利益率が悪くなっているのか」
「それとも経費がかかりすぎているのか」
問題点を探る上でも、事業計画を作成して社長のイメージを数字で示しておくことは重要だと思います。
そこに税理士が提供できるサービスがあるはずです。
数字を見ることの重要性
せっかく社長が勇気を出して立ち上げた新規事業ですから、軌道に乗せたい思いは同じです。
そのためには、毎月しっかりと事業の数字を見ることが重要になるのではないでしょうか。
数字を見ることで、どこを改善しなければいけないのかというのがわかります。
毎月数字の変化を追うことで、事業がどう変化しているかをつかむことができます。
もちろん経営はシビアな世界です。
赤字を垂れ流していては事業は継続できません。
最悪の場合は、撤退といった判断も下す時が来るかもしれません。
そういった判断を下すことができるのも、数字を見ているからできることです。
数字を見ていなければ、もう引き返せないくらい赤字を計上してしまうということも考えられます。
そういう意味でも、事業の数字を見ることは重要だと思います。
まとめ
新しい事にチャレンジしている社長を見るとワクワクします。
そんな前向きな社長を数字の面からサポートできたらと思っています。
そして数字を見る重要性をお伝えできればとも思っています。
またアグレッシブな社長から刺激を受けて、自分ももっとチャレンジしていかないとと思います。
やはり、チャレンジしなければ事業の成長はありませんからね。