おはようござます。
大阪の税理士、三松です。
今回は「お一人様」のマーケティングについて考えてみたいと思います。
増え続けるお一人様市場!
自分の時間を自由気ままに使う「お一人様」が増えています。
「一人カラオケ」「一人映画」「一人焼肉」など、単身のお客様をターゲットにしたサービスが注目されています。
最近では、旅行や飲食店などに1人で行くことに抵抗感を感じなくなった人が増えているようです。
私は、なかなか一人では行けないんですけど…
友人や家族と一緒ではなく、一人行動のならではの魅力があります。
・スケジュール調整が不要
・自分のペースで楽しめる
・人を気にせずリラックスできる
などが主な理由だそうです。
確かに、一人は気が楽かもしれません。
人気の高い飲食店・サービス
よく1人で入る飲食店は男女によって違いがあります。
男性は食事系が多く、女性は店舗のシステムが変わらないチェーン店を好む傾向にあるようです。
男性ならラーメン屋、牛丼屋、そば屋、うどん屋などですかね。
これなら私も一人で行けそうです(笑)
女性は、ファーストフード、カフェ、喫茶店、ファミレスなどです。
「外食」以外では「映画」、「美術館・博物館」、「ドライブ」、「旅行」などが男女とも人気があるみたいです。
最近では、富士急ハイランドがシングルスマートフリーパス」を発売したり、出版社が「おひとり様専用雑誌」を発行したりと、おひとり様市場はますます広がりを見せています。
おひとり様市場をターゲットにするメリットは?
飲食店の場合、単身のお客様を受け入れることによって、どのようなメリットがあるのでしょうか?
回転率がよくなる
グループだと、何時間もお店に居続けられることもあります。
しかし、おひとり様は食事を終えるとすぐに帰る人が多く、回転率のアップにつながります。
静かなお客さんが多い
「隣の席がうるさい」といったクレームは意外に多く、トラブルになることがよくあります。
おひとり様は、そのような心配はほとんどありません。
席の有効利用
1人の席を多めに作り、グループにも対応できるようにすることで席を有効利用することができます。
空席率を減らすことができますね。
意外と客単価が高い
一般におひとり様は客単価が低いと思われがちですが、誰に気兼ねなく自由にメニューを選ぶことができるため、グループのとき以上に客単価が高くなるケースがあります。
このようにおひとり様市場を狙うことで、さまざまなメリットがあります。
まとめ
おひとり様のニーズをうまくキャッチすれば、ビジネスチャンスにつながるのではないでしょうか。
自社のサービスや商品開発にも取り入れられないか、考えてみる価値はあると思います。
特に飲食店などは、おひとり様向けのメニューを考えてみるのもおもしろいと思います。
私も、一人居酒屋、一人焼肉など、お客としてのおひとり様に取り組んでみたいと思います(笑)