会計帳簿を毎月(毎日)つけていると見えてくるものがあります。
・毎月(毎日)の売上
・毎月(毎日)の仕入
・毎月(毎日)の経費
・毎月(毎日)の利益
こんな感じで会社のお金の動きがいろいろ見えてきます。
自分で自分を褒めちゃいましょう!
毎月の業績が見えてくれば「売って(売上)、買って(仕入)、こんなに儲かった(粗利益)、ほんでこんなに使ったらこれだけ残った(利益)。俺(私)、めっちゃ頑張ってるや~ん!」と社長が自分で自分を褒めてあげればいいんです。
万が一、思っていたより業績が悪ければ、きっちり反省をして来月の業績を良くするために考えればいいんです。そのためにも毎月きっちり帳簿をつけることが重要だと思います。
もし年一回の決算の時しか帳簿をつけていなければ、決算の時まで結果がわかりません。
「思っていたより業績が悪かったから来年は頑張るかと」年一回だけ思う会社と、毎月の利益を確認し年12回、来月の業績の改善を考える会社ではどちらが業績が伸びていくと思われるでしょうか?もちろん後者だと私は考えます。
継続すればいろいろなことが見えてくる
帳簿を毎月継続してつけていれば、先月との比較なんかもできちゃいます。
「先月より今月の方が売上がいいな」とか、「先月はよかったのに、今月は赤字か~、なんでやろう?」と、そしてこの「なんでやろう?」が大事になってきます。
「なんでやろう?」と考えることで来月への対策が打てるからです。
業先がよかった理由を考えて、好調の要因がつかめればさらなる売上アップにつながる可能性もありますし、悪かった理由を考えて、対策を打つことで業績改善につなげることもできます。
また、毎月の比較だけではなく前年との比較もできます。
利益が伸びていれば「俺(私)、めっちゃがんばってるやーん」と褒めてあげてください。
もちろんそれだけでなく、利益が好調の原因もしっかり考えてくださいね。
また去年の8月には売上が落ち込んでいたから今年は広告を出して売上アップを図ることができます。
会計帳簿をつけたくなってきましたか?
このように会計帳簿つけることによってさまざまなことが見えてきます。会計帳簿で未来を見るっといったら大げさかもしれませんが、またそういったお話もできればと思っております。
めんどくさいと思っていた会計帳簿の作成、一度取り組んでみてはいかがでしょうか?
銀行や税務署のためだけに作るのはもったいないですよ。ぜひ自社の業績改善に活かしていきましょう。
どうやってつけたらいいかわからない等ご質問がございましたら遠慮なくお問い合わせください。
税理士三松が全力でサポートさせていただきます。