おはようございます。
大阪の税理士、三松です。
今回は「飲食店の経理」についてのお話です。
飲食店の経理は毎日しましょう!
飲食店の経理は、毎日取り組んでいきましょう。
「えー、めんどくさいよー」という声が聞こえてきそうです。
確かに、毎日の取引を入力するとなると、仕訳の量も増えるので入力作業がたいへんになります。
営業時間が終わって疲れているのに、そんなことできないと思われるかもしれません。
売上取引なんか、一か月の合計を入力したら仕訳は1本で済むので、そっちの方が楽やんと思われるかもしれません。
しかし、めんどくさくても日々の取引を入力することで見えてくるものがあります。
毎日の売上を入力することで、当たり前ですが、日々の売上の推移が見えてきます。
「先月は15日で50万円の売上やったのに、今月は30万円か」とか「今月の調子なら、目標売上に届きそうだ」といった情報がわかるようになります。
また、日々の売上を入力することで曜日ごとの売上を把握することができたりします。
水曜日の売上が悪いなと思えば、イベントなど販売促進して対策を取ることができます。
めんどくさくても、日々の取引を入力することで、経営に活用できるデータを見ることができます。
飲食店の経理は毎日することで現金管理もしっかりできます。
飲食店は、現金商売です。
クレジットの売上や、掛けの仕入れがあるかもしれませんが、基本的には現金の取引が多くなるはずです。
現金取引が多いとういうことは、現金管理をしっかりしなければなりません。
現金管理をしっかりしていないと、税務調査で指摘を受けたり、従業員による横領といった不正が起こりやすくなります。
そうならないためにも、日々の取引をきっちり経理して、現金の管理もしっかりしていきましょう!
日々の経理をするといこうとは、帳簿上の現金とレジの金額が一致するはずです。
ズレが生じている場合は、取引の入力が漏れいているか、不正が行われている可能性があります。
毎日の経理をすることで、記憶が新しい間に原因を追究することができますので、原因把握が容易になります。
毎日の経理を行うことで、現金管理の体制が強化されることになります。
まとめ
毎日経理をすることは正直たいへんかもしれません。
しかし、今はレジデータと会計ソフトの連動ができたりと、経理の省略化が進んでいますのでそこまで手間はかからにないと思います。
毎日の経理に取り組むことで、経営に活用できるデータを収集できたり、現金管理といった内部体制の強化につながります。
ぜひ、しっかりと経理に取り組んでいきたいと思われた飲食店の社長や個人事業主の方は、お気軽にご相談ください。
日々の経理の仕方や会計ソフトでのデータ収集について、サポートさせていただきます。