阪神タイガースのチケット一斉発売!売上計上時期はいつ?

阪神タイガースの2025年シーズチケットのファンクラブ先行販売が先週に始まりした。

甲チケサイトの不具合によりトラブルがあったこともありますが、新たにできた仮想待合室に10万人以上が待機するという人気ぶりです。

さて阪神タイガースのチケットは2月に甲子園球場で行われる全試合のチケットが発売されます。

阪神球団はこのチケットの売上をいつ計上しているのでしょうか?

 

2月に販売したチケットの売上はいつ計上?

阪神タイガースのチケットは2月に甲子園で行われる全試合のチケットが販売されます。

2年前の日本一になってからさらに人気が高まり2月中の発売にもかかわらず9月までの試合が一気に売れます。

1年間のチケット代金がまだシーズンも始まっていない2月に阪神球団に入金されることになります。

(チケットサイトを通した販売についてはもっと後かもしれません)

 

では、阪神球団は2月にこのチケット代金の売上を計上するのでしょうか?

 

答えはノーです。

2月には前受金として処理します。

 

あくまでも先にチケット代金を受け取っただけに過ぎません。

阪神ファンからしてもチケットを予約しただけで試合観戦をしたわけではないのでまだサービスが提供されていないということです。

 

では、2月に販売したチケット代金の売上はいつ計上するのか?

 

それは試合が開催された日です。

 

今シーズンは2025年4月8日に甲子園の開幕戦を迎えます。

ですので甲子園のチケット販売に限れば2025年4月8日に始めてチケット代金の売上が計上できるということです。

 

チケットを販売して代金を受け取っていますが、甲子園であれば雨天中止もありますからね。

雨天中止になればチケット代金を返金しなければなりません。

チケット代金はもらっていますが、試合が成立しなければ売上が確定しないということで2月時点では「前受金」で処理し、試合が成立して「売上」となるということです。

 

チケット一斉発売は経営戦略!

2023年の日本一から阪神タイガースの人気がさらに急騰しチケットが取りずらい状況が続いています。

2月にチケット一斉発売をすることについてもネット上で賛否両論あがってますね。

 

阪神タイガース球団としては売上が確定していないとはいえチケット代金を先に受け取れるというのはメリットがあります。

入金は早く支払は遅くが商売上での資金繰りの鉄則です。

 

また強くなったタイガースは優勝試合を見たいという阪神ファンの思いから9月の試合のチケット販売も好調です。(9月の試合から先に売れるくらい)

2月に一斉販売することでシーズンが始まってタイガースがこけてしまっても既に9月は完売しているので、タイガースの好不調にかかわらず売上が確定できるということです。

売上の波を減らしたいというのがどの経営者も考えることです。

 

一斉販売について怒っているファンも多いですが、経営としては賢い戦略であります。

 

チケット一斉発売の是非

ここからはチケット一斉発売についての私の個人的見解です。

 

私はチケット一斉発売は賛成です。

20年以上前(2003年)からこのシステムですしもう慣れたというのもあります。

1ヶ月~2ヶ月の分割販売を望む声もあるようですがそれには断固反対です。

 

理由は、さらにチケット争奪戦が激化するから!

 

今は約60試合が一斉に発売されるので何とか希望の試合を取れるのだと思っています。

 

例えば分割販売で7月分の試合のみ販売となったとしましょう。

今年の7月は甲子園で14試合が行われます。

この14試合のためだけに10万人以上の阪神ファンがチケットサイトに殺到するわけです。

確実に競争率が高くなってしまいます。

優勝争いをしている9月のチケットなんか転売ヤーが目の色を変えて取りにくるわけです。

雨天振替試合のチケット争奪戦を経験すればわかってもらえるはずです。

ですので阪神タイガース球団にはこのまま2月のチケット一斉販売を維持してもらいたいです。

 

その上でリセールサイトの構築と転売対策は行ってほしいです。

やはり半年後の予定はわからないという声はよく聞きます。

私も数ヶ月先のチケットを取りながら急遽観に行けなくなることもあります。

2月に一斉発売するのであればしっかりとしたリセールサイトを設けてほしいです。

そこは球団公認のオークション(上限あり)にしたり、ダイナミックプライジングを適用するなどリセールサイトの手数料で球団もちょっと儲けたらいいんじゃないですかね。(また阪神ファンからクレームが来そうですが‥)

 

あと明らかに転売ヤーだと思われる人はファンクラブ資格の剥奪などしっかり対策してほしいです。

なかなか区別が難しい面もありますが、甲子園に行きたい人、本当の阪神ファンにチケットが届くようになればいいなと思います。

 

まとめ

今回はスポーツチケットの販売の会計処理から、チケット販売方法の個人的意見を書きました。

今年も阪神タイガースにはいっぱい楽しませてもらいたいです。

 

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P.Sトラキチ税理士の独り言

キャンプでは対外試合も始まり楽しみが増す時期に来ましたね。

チケット争奪戦を乗り切って今年も甲子園を楽しみたいです!

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