リアルタイムで業績を知るメリット!

お客様には、「リアルタイムで業績を確認しましょう」ということをお伝えしています。

会計数字はあくまでも過去の数字です。

しかし、その過去の数字をリアルタイムで知ることで、未来の数字を変えることができるからです。

 

リアルタイムで業績を知るメリット

リアルタイムで業績を知ることで、日々であったり、直近月の売上高、粗利益率、現預金の残高を確認することができます。

 

現金商売である飲食店などであれば、毎日、いくら儲かっているのかということも、やろうと思えば知ることができるということです。

日々の利益を把握することはたいへんですが、やっておられる経営者もいらっしゃいます。

 

そんな大変なことをなぜやるか…

それは、リアルタイムで業績を知ることで、確認した日以降の数字を改善することができるからです。

 

例えば、今月の目標利益を100万円と決めていたとします。

10日目の業績をリアルタイムで確認すると、利益が20万円だったとすると、少し目標利益に届いていないことがわかります。

しかし、残り20日間もあります。

リアルタイムで業績を確認することで、この20日間の取り組みをどうするか考えることができるのです。

 

もし、リアルタイムで業績を確認していなかった場合はどうでしょうか。

業績がわかるのが1ヶ月後であれば、目標利益と比較して達成できたか、できなかったで終わってしまうのではないでしょうか。

これが、3ヶ月先、さらには決算の時しかわからないとなれば、業績改善はどんどん遅れてしまいます。

 

日々の取引ではなく、売上や仕入を月末締めにしている会社でも考え方は同じです。

月末に締めて、翌月10日ごろに業績が確認できれば、その月の残りの日数で業績を改善することができます。

同じように、20日過ぎ、月末、翌々月と業績を確認するタイミングが遅くなれば遅くなるほど、業績改善のチャンスを逃すということです。

 

いち早く業績を知って、今後の業績を良くする方法を考える時間を作ることが、業績をリアルタイムで知るメリットです。

 

リアルタイムで業績を確認して未来の数字を変化させる

リアルタイムで業績を確認して、今後の業績を良くする方法を考えることで、未来の数字を変化させることができます。

 

会計数字はあくまでも過去の数字です。

しかし、未来の数字はこれから作ることができます。

 

未来の数字を作ると言っても、粉飾決算や脱税をするわけではありません。

リアルタイムで確認した業績から、経営のヒントをつかみ取って、業績を改善していくのです。

 

会計数字は正直です。

粗利益率の低下や固定費の増加など、業績悪化のサインは必ず過去の数字に表れてきます。

それをいち早く読み取って、改善策を考えることが重要です。

 

数字は生ものとも言われるように、日々刻々と変化していきます。

未来の数字を変えるためには、鮮度のいい数字が必要になります。

つまり、リアルタイムでの業績です。

過去にいけばいくほど、数字の鮮度も悪くなってしまいます。

今月の業績、来月の業績を改善していきたいのに、「1年前の業績を確認しても意味がないでしょ」ということです。

 

現預金の残高は安心材料に

今、財布にいくらお金が入っているかわかりますか?

 

「1万円くらい入っているな」、「3,000円しかないかな」と、この質問に対して、ほとんどの方がざっくりした金額は把握されていると思います。

それと同じで、会社のお金の残高もざっくり把握しておきましょうというのが、リアルタイムで業績を確認しましょうということです。

 

リアルタイムで業績を確認することで、現預金の残高はもちろんのこと、売上代金がいくら入ってきて、仕入代金をいくら支払って、借金をいくら返済しなければいけないということを知ることができます。

これらを把握することで、どんなメリットがあるか?

 

資金繰りの不安が解消されます!

 

資金繰りに不安ながあるというのは、今会社にいくらのお金があって、いくらのお金を支払わなければいけないというのを把握していないからです。

もちろん、どんぶり勘定で経営をしてしまっていると、そんなことを把握できるわけがありません。

だから、リアルタイムで業績を確認して、会社にいくらあるから大丈夫と言う風に、数字で安心を得るのです。

 

もちろんお金が足りないと資金繰りの不安は解消されませんが、その場合は融資を受ける対策などを考えればいいわけです。

現状を把握しないで、「何となくお金が足りなさそうなんで、融資してくだいさい」と言っても融資をしてくれるわけありません。

「現状はこの資金で、この支払いがあるから、その分だけ融資してください」と言う風に、理論立てて説明することが重要です。

 

会社の業績だけでなく、会社の財産状況(貸借対照表)についても、リアルタイムで確認するようにしましょう。

 

まとめ

リアルタイムで業績を知ることのメリットが伝われば幸いです。

リアルタイムで業績を知るためには日々の経理が重要です。

経理業務の効率化して、業績改善のためにしっかり取り組んでいきましょう。

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