ポイント還元でマイナンバーカードの普及促進なるか?

おはようございます。

茨木市の税理士、三松です。

今回は「マインバーカード」についてです。

 

マイナンバーカードは取得されていますか?

マイナンバー制度は、「公平・公正な社会の実現」、「行政の効率化」、「利便性の向上」の3つの目的を掲げて2016年1月から利用が始まりました。

 

マイナンバーカードは取得されていますでしょうか?

マイナンバーカードは、個人の申請により交付される、顔写真付きのプラスチック製のカードです。

マイナンバーの確認と本人確認をこのカード1枚ですることができます。

 

これとよく似たものに、通知カードがあります。

通知カードは、マイナンバーをお知らせするもので本人確認書類としては使用できません。

 

2016年1月からスタートして4年が経とうとしているのですが、このマイナンバーカードはあまり普及しておりません。

2019年3月時点で普及率は12.8%となっています。

やはり、安全性の面に不安があるとか利便性を感じないというのが理由でしょうか。

 

かくいう私もマイナンバーカードは取得していません💦

 

マイナンバーカードで暮らしを便利に!

マイナンバーカードを取得すると、暮らしを便利にできるみたいです。

 

身分証明書として使えるほか、全国のコンビニで、住民票の写しや課税証明書などが取得できます。

そんなに住民票が必要となる人もいないかもしれませんが、平日、市役所に行けない人は便利かもです。

 

オンラインでの確定申告や子育てを始めてとする行政手続きができ、健診結果や医療費の確認もできる予定です。

また、2020年からはポイントで買い物ができるほか、2021年3月から健康保険証として使えるようになるそうです。

 

いかがでしょう、マイナンバーカードを取得したくなってきましたか?

 

ポイント還元で普及促進になるのか?

2020年以降に、マイナンバーカードを持つ人に25%のポイント還元を行うことが検討されています。

 

カードを持っている人が、キャッシュレス決済を用いて一定額を前払いすると、国がマイナポイントを付与する形でポイント還元されるそうです。

マイナポイントとは、マイナンバーカードに紐付けされたポイント制度で、電子マネーやQRコードなどのキャッシュレス決済に使うことができます。

 

現行の案では、還元率が25%で上限は一人最大5,000円となっており、2万円の買い物をすれば5,000円分のポイントが付与されるということになります。

 

ポイントが欲しいからマイナンバーカードを取得しようとなるのか、手続きがめんどくさそうだからやっぱり作らないでおこうとなるのでしょうか。

ポイント還元の仕組みも含めて、まだまだ課題がありそうです。

 

まとめ

マイナンバーカードの普及率は増加していませんが、マイナンバー制度が始まって企業の管理面の負担は増大しています。

カードの普及もそうですが、公平・公正な社会の実現という最大の目的にしっかり利用してほしものです。

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