「明日までに500万円の融資を受けたい!」
このように銀行に相談に行っても断られるだけです。
では、融資を申し込むタイミングはいつがいいのでしょうか?
融資申込みは余裕をもって動く!
融資を申し込む時は余裕をもって動くことが大事です。
遅くても1ヶ月前、できれば2~3ヶ月前に準備して融資申込みを行う必要があります。
銀行も融資できるかどうかの審査があります。
前述のように今日言って明日融資するというわけにはいきません。
最低でも1ヶ月くらいの審査の余裕をもたすべきです。
だから実際に資金が必要となる前に動き出す必要があるということです。
設備投資であれば、融資実行が行われてから支払いが行えるようにスケジュールを組んで融資申込みするようにしましょう。
融資後の資金繰りも考える!
銀行は融資を受けて、それからあまり期間が経過していないにもかかわらず追加融資を申し込まれることを非常に嫌います。
前回の融資を受けて、さらに融資を受けたいと言ってる会社は、「計画性がない会社」と評価され、銀行からの信用が下がってしまいます。
前回の融資から期間を空けずに追加融資を申し込んでも通らない可能性が高いです。
追加融資を申し込むのであれば、せめて前回の融資から6ヶ月、できれば1年ぐらいは経過してから申し込むようにしましょう。
融資を申し込むタイミングもそうですし、申し込む金額も重要です。
資金繰り表などを参考に最低6ヶ月間新たに融資を申し込まなくても大丈夫かしっかり検討して申し込むようにしましょう。
月次決算や資金繰り表を活用する!
月次決算で業績を確認したり、資金繰り表でお金の流れを確認しているからこそ、このタイミングでお金が足りないということがわかるのです。
これがどんぶり勘定や、年一決算では、融資を申し込むタイミングさえわかりません。
毎月のお金の流れを把握し、このままいったらヤバいぞという判断をするためにも月次決算で業績を管理することは大切です。
また月次決算書や資金繰り表は融資を受ける際の根拠資料として役立ちます。
まとめ
融資を申し込むタイミングについて簡単にまとめてみました。
銀行との信頼関係によってはすぐに融資を実行してくれる場合もあると思いますが、基本的には審査に1ヶ月くらいはかかります。
事前の相談から余裕をもって融資申込みをするようにしましょう。
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P.Sトラキチ税理士の独り言
秋季キャンプも終わりいよいよ本格的なオフシーズンですね。
野球がない季節は寂しいです。